塗り壁で使用できる下地は下記のようになりますので、施工前に手順に沿って下地を整えてください。壁面のほごりや汚れをよく掃除し、カビが発生している場合は、除去してください。
下地の種類 | 適性 | 下地の調整の方法 |
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ビニール壁紙 | ◎ |
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紙壁紙 | ○ |
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プリント合板 | △ |
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ベニヤ | △ |
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石膏ボード | ○ |
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繊維壁・砂壁 | △ |
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ガラス・金属 | × |
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表面のつるつるしたもの | × |
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ペンキ仕上げの下地 | × |
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布の下地 | × |
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その他 | × |
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塗り壁は土と水が混ざった泥の状態ですので、どうしても落として床を汚したり、塗らない場所に付いたりして、お部屋を汚してしまいますので、事前に塗る壁の下や窓枠などを養生しておきます。
壁面のコンセント、スイッチ等のプレ-トを取りはずしておきます。(はずしたビスはプレートにセロテープなどでなくさないように貼りつけておくと安心です)
養生に使うもの
ブルーシート | マスキングテープ | ||
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和室の畳やカーペットを敷いている部屋を塗るときには、床全面をブルーシートで養生します。 ※塗り壁材が落ちたときに、汚れを取りにくい場所には広めに養生してください。 |
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柱、サッシ、ドアの枠、窓枠などにはマスキングテープで養生します。 ※新聞紙をこのマスキングテープで止めて行くと、マスカーの代わりになります。 |
マスカー | |||
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壁際にグリーンのテープを貼り、床中央に向け白いPPフィルムを引き伸ばして使用します。フィルムの長さでサイズが違いますので、用途に合わせて選びます。クーラーなど取り外せないものも、このマスカーで養生すると便利です。 |
